Sai.です。
仕事や子育てに忙しく、夫婦間のときめきを忘れかけた貴方。お手元をご覧ください。結婚指輪、もしくは婚約指輪の汚れが目立ってきていませんか?
子育て系ネタの多い当ブログですか、実は私、ジュエリーに関する仕事をしてたことがあります。
ということで、今回は指輪を自宅でクリーニングする方法についてご紹介します。
まずは素材と石の確認を
まずは、指輪の素材と石を確認してください。
指輪の内側の表記、もしくは保証書に書いてあります。
自宅クリーニングができるのは…
*1 ツヤ消しなど特殊な加工があったり、メッキ(コーティング)をかけている指輪は磨きができません。「細かい傷を落とす」 の工程を省いてください。
*2 クリーニングできるのはこれに限りませんが、パールなど繊細で水濡れ厳禁の石もあるので、宝石のなかでも丈夫と言われるこの3つとします。
準備するもの
まずはこれ。
*3 ポリマールとは研磨剤入りの綿布です。「指輪磨き」「貴金属磨き」と表記されていることもあります。
*4 ある程度深さのある容器、これは水が漏れなければなんでもいいです。ジャムの空き瓶とか、何だったら紙コップでも。使いやすさで言うと、このような透明なプラスチック容器が良いでしょう。
*5 目の細かい拭きクロスのことです。メガネ拭きでOK。それもなければハンカチでもいいかも。
早速クリーニングしましょう
細かい傷を落とす
まずは表面を整えます。
- ポリマール
ポリマールで、素材(プラチナや18金)部分の細かい傷を磨いて落としましょう。
くれぐれも宝石や、留めている爪の部分を磨かないように気をつけてください。
メッキ(コーティング)がかかっている素材は、決してポリマールをかけないでください。あまりないとは思いますが、プラチナや18金のブライダルリングであっても、稀にメッキがかかっているものがあります。(特に18金ホワイトゴールドは怪しい)当然コーティングを削ると、下の色が見えてしまいますのでお気をつけください。
また、「ツヤ消し *6」や「槌目(つちめ)*7」など、特殊な加工が施してあるデザインは、自分で磨くのはやめましょう。せっかくの風合いがなくなってツルツルになっちゃいます。
磨きすぎるのもよくないので、心配だったらこの工程はとりあえず飛ばしましょう。
*6 鏡面ではなく、マットな風合いの加工。
*7 ハンマーを使って表面に凹凸をだす加工。
汚れを落とす
次に洗って汚れを落としましょう。
- 爪楊枝
- ある程度深さのある容器 ×2個
- 歯ブラシ
- タオル
- 中性洗剤(台所用洗剤)
- 水
- もしあれば、ジュエリークロス
- 洗う前に、石が取れかかってないか念のため確認しましょう。爪楊枝を使って、石の側面を軽くツンツンします。強くすると、石が傷つきますので、優しくお願いします。動きがあったら洗ってる最中に取れるかもしれません。諦めてお店に修理を依頼しましょう。
- ある程度深さのある容器、2つに水を入れ、片方に中性洗剤を2~3滴たらしましょう。
- 洗剤と水を入れた容器に指輪を入れてすぐに取り出し、タオルに載せながら、歯ブラシで磨きます。これを汚れが取れるまで何度か繰り返します。
- 水が入っている容器に指輪を入れて、よくすすぎます。
- タオルの綺麗な面で水気をとります。
- 最後にジュエリークロスで磨くとピカピカに!
自宅でジュエリーを簡単クリーニング
何か間違いがあったらいけない、と心配になってたくさん注釈を入れてしまいました。読みにくかったらすみません。
婚約指輪は繊細なものもありますが、結婚指輪は日常生活に耐えられるように丈夫な作りが多いです。なので、そんなに心配しなくていいと思います。ただ、くれぐれも自己責任でお願いします。
指輪のクリーニングは大抵購入した店舗で可能ですが、コロナの影響もあって気軽に外出が出来ないですよね。なので、自宅でのクリーニングオススメですよ。
ブライダルリングを綺麗にして、新婚当初を思い出したら、夫婦関係も上手くいくかも。いや、そんなことない。でも綺麗にこしたことありませんよね。
気になった方は是非お試しください。
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