Sai.です。
私は、iPadとApple Pencilを使って趣味のイラストを描いています。
今回初めてAdobeの「Fresco」というアプリの無料版を試してみました。
「これが無料でできるの?」という驚きの連続だったのでご紹介します。
「Fresco」というアプリ
AdobeといえばPhotoshopやIllustratorなどのデザインやクリエイティブに関するソフトウェアを提供している会社です。
そんなAdobeが提供しているiPad用イラストアプリが「Fresco」。
特徴はブラシツールの豊富さ。私が一番感動したのは、水彩、油彩のリアルな質感が楽しめることです。
水彩は色を混ざり方が綺麗!
油彩は厚みも出てリアルすぎる〜!
え?これ無料なの?
私は「ibisPaint」というイラストアプリも使っているのですが、ブラシが少ないのが不満でした。お金を払えば色々使えそうだけど、あくまでも無料で使いたい、というケチ心から辿り着いたのが「Fresco」。有料版もありますが、無料でもかなり楽しめますよ。
イラストを描いてみる
色々ブラシツールがあって楽しそう…と分かったところで、早速イラストを描いて見ました。
イラストの工程
色んなやり方があると思うのですが、私が試して見た方法をざっとご紹介します。
1、下絵を描く。
2、手描き感を出したかったので、水彩ブラシとスポンジツールなどで色を重ねます。
3、消しゴムで周りを綺麗に整えます。
4、油彩の細筆でアウトラインを作ります。
5、背景は塗り潰しツールでフラットに。物足りなかったので影をつけました。これで完成です。
レイヤーを多用すると楽
水彩や油彩のツールは色が混ざるのが良いところですが、そうしたくない時はレイヤーを分けます。
レイヤーを最初に細かく分けておくと、修正をしたい時もやりやすいですよ。後で統合することも可能です。
私はこんな感じで色をつける度に細かくレイヤーを分けて作りました。画面右の正方形でずらりと並んでるのがレイヤーです。
うとうとさらさんの記事にイラストを描きました
上のウサギの絵は何なんだ?と思われた方にご説明すると、これは、ブログ仲間のうとうとさらさんの血液型の記事に描かせていただいたイラストです。
そうです、ABというのは血液型です。ということでミステリアスなウサ子を演出してみました。
他の血液型はこのような感じ。
うとうとさらさんのサイトの雰囲気に寄せて、手書き風の優しいイメージにしたかったので、「Fresco」のイラストアプリを使ってみたくなったのです。
結果、イメージ通りにできました!
描く楽しさを気づかせてくれるアプリ
昔、油彩や水彩などの描画材をよく使っていた時期があるのですが、Adobeの「Fresco」を使ったら、その時のことを思い出しました。
描いてると思わぬ混ざり方をしたり、テクスチャーが出来るのが面白い。絵を描く楽しさを改めて気づかせてくれるアプリです。しかも手が汚れないし、最高(笑)
もうちょっと機能面が充実してもいいなぁ、と思うのですがそれはきっとPhotoshopとか他のソフトと併用しなさい、というAdobe社のお考えでしょう。
それにしてもこれが無料で使えるなんて太っ腹!
ひとつ気をつけなくてはいけないのは、iPadなど一部デバイスでのみ使えるということです。Apple Pencilなどのペンツールも必要です。
最近、私はiPadとApple Pencilを買いました。アポーペン初心者として、その時のことをまとめております。こちらの記事もご参考にどうぞ。
以上、iPad用イラストアプリAdobeの「Fresco」使用のご紹介でした。
イラストをもっと楽しみたい、という方は候補のひとつに「Fresco」を覚えておいてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。